マルタカパラダイス（1993年生、母トツプメイジⅡ）

マルタカパラダイス（1993年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグリーングラス（当時20歳）と交配したトツプメイジⅡが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は池田牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、中央障害6戦1勝、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

5月26日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた4戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた5戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着を確保した。

8月24日、中4週で迎えた6戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のスズヒーローを半馬身振り切って初白星を挙げた。

9月7日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

9月29日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた10戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の舞鶴特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた11戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた12戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のブイゾーンに約21馬身の大差をつけて2勝目を挙げた。

4歳（1997年）

1月19日、中4週で迎えた14戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月28日、約5か月半の休み明けで迎えた15戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の豊前特別（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は出津孝一騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた19戦目は、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1998年）

2月28日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた21戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた22戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

8月7日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、酒井章騎手を鞍上に迎えて、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1999年）

1月21日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた24戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井章騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井章騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月8日、中4週で迎えた26戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。