ブロードアリュール（2014年生、母ブロードアピール）

ブロードアリュール（2014年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部+父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時15歳）と交配したブロードアピールが21歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,800万円（3.6万×500口）で一口馬主が募集された。

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

12月25日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2017年）

6月25日、約6か月の休養明けで迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコウギョウスターに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月12日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のプッシュアゲンに2馬身の差をつけて休養明け初戦をモノにした。

4歳（2018年）

1月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

5月6日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、H.ボウマン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の立川特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。

11月3日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、C.オドノヒュー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

5歳（2019年）

3月16日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田辺裕信騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

6月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のパイロジェンに1馬身3/4の差をつけて久々に美酒を浴びた。

10月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

6歳（2020年）

11月1日、約13か月の休み明けで迎えた10戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの河口湖特別（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず14着に敗れた。