オイワケシンドウ（2002年生、母ダムスペクタキュラー）

オイワケシンドウ（2002年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋神童」。毛色は芦毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時14歳）と交配したダムスペクタキュラーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、中央障害4戦0勝、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上B2二。

経歴

デビュー前

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

3月19日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。

4月9日、中2週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた3戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

5月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

6月18日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるように急駛したが、ユースフルデイズに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた7戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のねむの木賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホクセツコマチに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月19日、中4週で迎えた10戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、日本盛カップ（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた11戦目は、丹波市合併1周年記念杯（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

4歳（2006年）

4月18日、約5か月半の休み明けで迎えた12戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上B1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた15戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、丹波茶特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上B3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた18戦目は、京都畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上B3二（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のセンターセレブルをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月14日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上B1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

8月24日、中0週で迎えた22戦目は、播磨町大中遺跡特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で板野央騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月15日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（2008年）

5月3日、約17か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた26戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は池田鉄平騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず14着に終わった。

6月15日、中5週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月5日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた28戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。