コウユーカメサンヨ（2021年生、母ユニティ）

コウユーカメサンヨ（2021年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+童謡『うさぎとかめ』より」。毛色は栗毛。種牡馬のスクワートルスクワート（当時23歳）と交配したユニティが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は熊本県、生産者は本田土寿。主な勝ち鞍は2024年のミヤマキリシマ特別。

経歴

デビュー前

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

8月12日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

8月27日、連闘で迎えた3戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

11月4日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

3歳（2024年）

1月25日、中5週で迎えた7戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のミヤマキリシマ特別（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアベベを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

2月22日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイタカに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。