ニシノエピカリ（2022年生、母シーソルティキッス）

ニシノエピカリ（2022年2月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+艶めかしい(ギリシャ語)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフィエールマン（当時7歳）と交配したシーソルティキッスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田上徹。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月28日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は414kg。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったクレオズニードルにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月2日、中4週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月14日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたノビリシマビジョン決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

3歳（2025年）

1月12日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシャンソンドールをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスのミモザ賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5月24日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスのカーネーションカップ（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田辺裕信騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

9月7日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林美駒騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

11月8日、中4週で迎えた9戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き15着に敗れた。