アシガル（2010年生、母トウジュ）

アシガル（2010年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「足軽く疾走する者」。毛色は栗毛。種牡馬のリンカーン（当時10歳）と交配したトウジュが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方42戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2-6。

経歴

デビュー前

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

4月14日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

5月12日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

8月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から24kg戻して迎えた3戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

9月4日、中4週で迎えた4戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサファイアフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月27日、中7週で迎えた5戦目は、山崎亮誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

12月8日、中5週で迎えた6戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、一般C4七（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のブラックポセイドンに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月22日、中1週で迎えた7戦目は、雪だるままつり特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川添明弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

4歳（2014年）

3月23日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、一般C2-5（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川添明弘騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月1日、連闘で迎えた9戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた11戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、24回境田大悟杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2 13（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた15戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクイニーアマンに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた20戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したヤマカツヒロインに半馬身届かず2着となった。

9月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

9月23日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2-7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

9月30日、連闘で迎えた24戦目は、三引獅子舞特別（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2二（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

11月4日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2十三（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（7戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた30戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

5歳（2015年）

3月29日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた32戦目は、一般C1八（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた33戦目は、かなざわ・まち博特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2-2（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた36戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた38戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2七（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（11戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

9月27日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた44戦目は、一般C2-9（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（12戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2九（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

11月22日、中5週で迎えた46戦目は、一般C2九（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。