グッドスマイル（2007年生、母グッドトーク）

グッドスマイル（2007年2月23日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋笑顔」。毛色は鹿毛。種牡馬のGolden Missile（当時12歳）と交配したグッドトークが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、地方21戦3勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳C1 C2。

経歴

デビュー前

粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

10月4日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

10月31日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

3歳（2010年）

3月27日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

4月29日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1 C2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るムジェーヴを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月13日、中1週で迎えた5戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳C1 C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳C1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた7戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

7月15日、中2週で迎えた8戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

8月24日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

9月9日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンユウシルヴァーに5馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた17戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のロイバーブリングをクビ差振り切って3勝目を手中に収めた。

12月22日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4歳（2011年）

1月2日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

1月20日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小谷周平騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

3月6日、中4週で迎えた22戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月10日、中4週で迎えた23戦目は、一般C1三（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月16日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。