ウンビジョン（1998年生、母ルイジアナピット）

Un Billon

1998.02.13

ウンビジョン（1998年2月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラムタラ（当時6歳）と交配したルイジアナピットが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田 正嗣。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方4戦0勝。

経歴

デビュー前

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

6月24日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、6着に入り込んだ。

7月21日、中3週で迎えた2戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

7月29日、連闘で迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

8月19日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったシルキードルチェにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

8月26日、連闘で馬体重を前走から18kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月30日、中4週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた6戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

4歳（2002年）

5月30日、約7か月半の休み明けで迎えた8戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、太陽の瞳特別（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、天馬街道特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月25日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から48kg戻して迎えた10戦目は、一般C2-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2-1（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。