ココロノトビラ（2008年生、母スーパーシンガー）

ココロノトビラ（2008年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「心の扉」。毛色は栗毛。種牡馬のルゼル（当時10歳）と交配したスーパーシンガーが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中川牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦2勝。主な勝ち鞍は2012年の一般C27。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

2月20日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。

6月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

7月29日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた4戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の稟治郎5歳誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた8戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の八塚頑張れ美保子にアタック記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月7日、中3週で迎えた10戦目は、T6020デビュー記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた12戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテイエムアイリスに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月30日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、一般C14（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

4歳（2012年）

1月10日、中1週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた14戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のテイエムヘイローをハナ差振り切って制した。

1月25日、中1週で迎えた15戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、C級チャンピオン（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦の愛Love笠松けいば第2戦（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた21戦目は、一般C18b（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般C14 17（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。