ポエットリー（2021年生、母ブギーダモーレ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、吉田昌久によって4,730万円で落札された。

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月30日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したダノンマッキンリーを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月22日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のイノセントキャットをクビ差振り切って初白星を挙げた。

12月3日、中5週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラスのこうやまき賞（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島まなみ騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

3歳（2024年）

2月10日、中9週で迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのこぶし賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、オフトレイルにクビ差交わされて2着となった。

3月10日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳G2のフィリーズレビュー（阪神芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は永島まなみ騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

4月28日、中6週で迎えた6戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月16日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線に入ると、前で粘るラリベラを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って雨下の戦いを制した。

7月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの潮騒特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のランドオブラヴに1馬身の差をつけて制した。

9月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳以上3勝クラスの志摩ステークス（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克駿騎手（3戦2勝）。17頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。