レッドシャガーラ（2006年生、母グリーンポーラ）

レッドシャガーラ（2006年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「赤＋インド神話の龍神」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時6歳）と交配したグリーンポーラが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地11戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の知床特別(500万下)。

経歴

デビュー前

東京サラブレッドクラブにて総額3,000万円（7.5万×400口）で一口馬主が募集された。

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

11月30日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたメイショウパルマ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月13日、中1週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のメダリアビートをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2009年）

1月10日、中3週で迎えた3戦目は、3歳500万下のビオラ賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

6月28日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の知床特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコハクジョーに2馬身半の差をつけて休み明け初戦を制した。

7月18日、中2週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下のHBC賞（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したルールプロスパーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の道新スポーツ賞（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

9月27日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、3歳G2の神戸新聞杯（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は藤岡康太騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に終わった。

4歳（2010年）

11月6日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトーセンペトリュスに2馬身半の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

12月4日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上1000万下の再度山特別（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5歳（2011年）

10月15日、約10か月半の休み明けで迎えた10戦目は、3歳以上1000万下の鳴滝特別（京都芝2200m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、伸びてきたムスカテール決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の高雄特別（京都芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。