オンワードトラップ（2004年生、母オンワードモンロー）

オンワードトラップ（2004年6月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋罠」。毛色は芦毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時6歳）と交配したオンワードモンローが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方7戦0勝。

経歴

デビュー前

斎藤宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

2月25日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は464kg。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず12着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた3戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

5月2日、中4週で迎えた4戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスレイン特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のエメラルドフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

6月23日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

6月30日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

12月24日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた10戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のホワイトクリスマス特別（園田ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

4歳（2008年）

1月24日、中3週で迎えた11戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D7三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上D7二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

2月13日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D6三（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。