マイネルコンダクト（1996年生、母ブルーシンフオニー）

マイネルコンダクト（1996年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のダイタクヘリオス（当時9歳）と交配したブルーシンフオニーが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は片倉拓司。戦績は、中央平地8戦1勝、地方6戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,300万円（13万×100口）で一口馬主が募集された。

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

9月19日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るカネツキャプテンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのもみじステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた5戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

3歳（1999年）

8月1日、約8か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた7戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

11月14日、中9週で迎えた9戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ツーカラットに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月27日、中1週で迎えた10戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ツーカラットに交わされて2馬身差の2着となった。

12月13日、中1週で迎えた11戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリンデンアトムを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

4歳（2000年）

1月3日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のツーカラットに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

1月16日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

2月13日、中3週で迎えた14戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。