アウトカム（2001年生、母レースカム）

アウトカム（2001年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「結果、成果」。毛色は青鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時16歳）と交配したレースカムが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地17戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

11月2日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は522kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた3戦目は、R.ヒューズ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でR.ヒューズ騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

3歳（2004年）

1月5日、中2週で迎えた5戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

1月10日、連闘で迎えた6戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のキューバンリズムを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

1月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（2戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6月20日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた11戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

7月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた13戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

10月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は高野容輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた15戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた16戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた17戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。