ヴェニュセマース（2017年生、母スターズアンドクラウズ）

Venus et Mars

2017.02.13

ヴェニュセマース（2017年2月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「金星と火星（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のSiyouni（当時10歳）と交配したスターズアンドクラウズが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

5歳のとき、ノーザンレーシングから「ノーザンファームミックスセールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、ミントによって2,970万円で落札された。

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,400万円（60万×40口）で一口馬主が募集された。

角居勝彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

5月2日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず最後はアラビカと並んで7着同着となった。

5月23日、中2週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線ではいいところがなく16着に敗れた。

2020年6月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったデイオブサンダーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた4戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた5戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

2020年11月12日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。