ジュラン（2002年生、母パッションダイヤ）

Juran

2002.04.15

ジュラン（2002年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時17歳）と交配したパッションダイヤが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）中田牧場。戦績は、地方17戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年のフォーチュネイト紅梅特別。

経歴

デビュー前

蛯名末五郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2004年）

6月27日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は424kg。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく3着に敗れた。

3歳（2005年）

1月7日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のエルコンドラーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

1月21日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、クリストサファイアにクビ差交わされて2着に惜敗した。

2月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のフォーチュネイト紅梅特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアインジェイドに1馬身の差をつけて優勝

7月31日、約6か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳戦のひまわり特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のグラジオラス特別（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って14着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた8戦目は、成城特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

11月29日、中7週で迎えた9戦目は、一般C1五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた10戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

4歳（2006年）

1月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1五六（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた12戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1六七（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の一般C1 C2（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

3月13日、連闘で迎えた16戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。