デルマアートマン（2021年生、母オータムフラワー）

Derma Atman

2021.03.01

デルマアートマン（2021年3月1日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+ヴェーダの宗教で使われる用語で真我、我の意味」。毛色は鹿毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時13歳）と交配したオータムフラワーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、浅沼廣幸によって3,630万円で落札された。

友道康夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

6月3日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は472kg。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

8月5日、中8週で迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に敗れた。

12月24日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

3歳（2024年）

4月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のジュンラトゥールに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。