ヒナノコバン（2017年生、母スウィートクレメンタイン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、平井克彦から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって648万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、日向英二によって918万円で落札された。

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

6月23日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/重）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。

9月29日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

10月26日、中3週で迎えた3戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

11月16日、中2週で迎えた4戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

3歳（2020年）

2月22日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた6戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に敗れた。

6月14日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 雨/不良）に出走。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

8月16日、中8週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山田敬士騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた9戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 小雨/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のケルンキングダムをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に敗れた。

12月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

4歳（2021年）

4月17日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラスの三国特別（新潟芝1600m 外回り雨/重）に出走。鞍上は秋山稔樹騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では稟性の負けん性を発揮してゴールまでタレずに走り切り、4着を確保した。

6月12日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山稔樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山稔樹騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラスの恵山特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋山稔樹騎手（6戦1勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋山稔樹騎手（7戦1勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

12月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

5歳（2022年）

1月5日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は秋山稔樹騎手（8戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを5馬身以上保って、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（9戦1勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

5月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

6月26日、中4週で迎えた23戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて14着に終わった。

9月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

6歳（2023年）

3月25日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた25戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの金山特別（中京芝2000m 小雨/重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた26戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。鞍上は秋山稔樹騎手（10戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上1勝クラスの二王子特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（11戦1勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

10月14日、約5か月の休養明けで迎えた28戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は秋山稔樹騎手（12戦1勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月18日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（13戦1勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7歳（2024年）

6月29日、約7か月半の休み明けで迎えた31戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小林勝太騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上1勝クラスの臥牛山特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林勝太騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

8月31日、中6週で迎えた33戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス香港賞（札幌芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林勝太騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林勝太騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

2024年9月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。