エアメール（1990年生、母センゴクエコー）

エアメール（1990年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のメールトウコウ（当時18歳）と交配したセンゴクエコーが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は芳住鉄兵。戦績は、中央平地13戦0勝、地方33戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1993年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

6月20日、デビュー戦は北川和典騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

6月28日、連闘で迎えた2戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は北川和典騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた4戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月10日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は原田聖二騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた10戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3歳（1993年）

1月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

4月17日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のベストワンに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月26日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系4歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた16戦目は、アラ系4歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西内忍騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月26日、中4週で迎えた17戦目は、アラ系4歳（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西内忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月5日、連闘で迎えた18戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西内忍騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったテツノフブキから1馬身差の2着に敗北した。

8月7日、中1週で迎えた20戦目は、笹百合特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月12日、中4週で迎えた21戦目は、宮本彰騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（益田ダート1350m 曇/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミヒサカツオーから3馬身差の2着に敗れた。

9月19日、連闘で迎えた22戦目は、田原真二騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた23戦目は、城内普一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた24戦目は、高砂哲二騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた25戦目は、アラ系一般C2（益田ダート1350m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮本彰騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2（益田ダート1350m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮本彰騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2（益田ダート1350m 晴/稍重）に出走。鞍上は城内普一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1994年）

1月2日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた28戦目は、アラ系一般C3（益田ダート1350m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で城内普一騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた29戦目は、アラ系一般C3（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は田原真二騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた30戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（益田ダート1350m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、アラ系一般C4（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は城内普一騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月10日、連闘で迎えた32戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3（益田ダート1350m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般C5（益田ダート1350m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったギオンノムサシから2馬身差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた34戦目は、世良澄衛騎手を鞍上に迎えて、さつき特別（益田ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月15日、中0週で迎えた35戦目は、アラ系一般C4（益田ダート1350m 曇/重）に出走。鞍上は岡崎準騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月21日、連闘で迎えた36戦目は、アラ系一般C4（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は世良澄衛騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系一般C4（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で世良澄衛騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったチャイルドガバナーから1馬身差の2着となった。

6月11日、連闘で迎えた38戦目は、アラ系一般C3（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は田原真二騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた39戦目は、アラ系一般C3（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は城内普一騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた40戦目は、アラ系一般C3（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は宮本彰騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系一般C3（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は世良澄衛騎手（3戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のバルセローレンに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

7月24日、連闘で迎えた42戦目は、八本松特別（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は城内普一騎手（5戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた43戦目は、アラ系一般C2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は田原真二騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月2日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた44戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C4（益田ダート1350m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月9日、連闘で迎えた45戦目は、アラ系一般C3（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は宮本彰騎手（4戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた46戦目は、アラ系一般C3（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。