クイックステップ（2005年生、母プライヴェイトアイ）

クイックステップ（2005年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「速歩」。毛色は鹿毛。種牡馬のアラムシャー（当時5歳）と交配したプライヴェイトアイが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）松平牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害17戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松平牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって525万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、ルーラル・オカダによって1,312.5万円で落札された。

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

4月5日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

6月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

6月28日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた7戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

12月7日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2009年）

4月11日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月30日、中6週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田未崎騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

7月12日、中2週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田未崎騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月5日、中7週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田未崎騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月25日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月28日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2010年）

1月23日、中7週で迎えた16戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

2月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月29日、中8週で迎えた20戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月11日、中5週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は金子光希騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（6戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。