アローミルキー（1997年生、母コーワサクシード）

アローミルキー（1997年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時17歳）と交配したコーワサクシードが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はつつみ牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、つつみ牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

高岡秀行厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

9月8日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のグラスシェイカーをアタマ差制して初勝利を挙げた。

3歳（2000年）

4月27日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で井上俊彦騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で井上俊彦騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた9戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、4歳（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の江差特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は井上俊彦騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

8月27日、中8週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（9戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般D4（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったランカスターチーフから3馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（11戦1勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

11月26日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

12月2日、連闘で馬体重を前走から14kg絞って迎えた15戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

12月16日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた16戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

4歳（2001年）

4月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた17戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた18戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。