タイヨウリリイ（1998年生、母アサカスキー）

Taiyo Lily

1998.03.15

タイヨウリリイ（1998年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のナリタタイシン（当時8歳）と交配したアサカスキーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は今井 繁。戦績は、地方10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、今井繁から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

浜村恵厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2000年）

11月9日、デビュー戦は細川勉騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は421kg。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のアバンタンゴに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月25日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川勉騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3歳（2001年）

1月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川勉騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で細川勉騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で細川勉騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アイシーメモワールにクビ差交わされて2着となった。

4月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で細川勉騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた8戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は細川勉騎手（7戦1勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のツインホープ特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。