セイユウダンサー（2014年生、母マイティーダンサー）

セイユウダンサー（2014年1月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時14歳）と交配したマイティーダンサーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）オリオンファーム。主な勝ち鞍は2019年の4歳以上C2 11。

経歴

デビュー前

1歳のとき、オリオンファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

3月20日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

4月29日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はタレてしまい13着に終わった。

6月6日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦のフォーチュネイト白百合特別（大井ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

8月12日、中9週で迎えた4戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

9月2日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月8日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3 15（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

11月4日、中3週で迎えた7戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた8戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、祝指原莉乃25歳特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた9戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトモジャストリークを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

12月20日、中1週で迎えた10戦目は、井上オークス特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったセイユウロマンスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（2018年）

1月1日、中1週で迎えた11戦目は、七福神特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

1月24日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3 11（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグリニカに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月6日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた16戦目は、ガンバレ浩一朗特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

3月27日、連闘で迎えた18戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のキャンドルライトに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月3日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、モアニレフアに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月27日、中2週で迎えた21戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマジックバラードをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

6月10日、中1週で迎えた22戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、アジサイ特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクラウンカイザーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月9日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、高知文学学校特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

7月15日、連闘で迎えた25戦目は、ベイリーフ8周年特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

7月22日、連闘で迎えた26戦目は、独眼竜実特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったトウカイパイロに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎雅由騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2-7（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、パスファインダーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（6戦2勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったタンサンドールに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

10月13日、中2週で迎えた31戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、浦和・船橋・大井・川崎・高知ジョッキーズ（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた32戦目は、頑張れ!四国特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（7戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた33戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた34戦目は、大山ルビー特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（8戦2勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた35戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、祝!真衣おめでと特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた36戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、祝!小西君再就職特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

5歳（2019年）

1月13日、中1週で迎えた37戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（9戦2勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

2月24日、中5週で迎えた38戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のカガプラナスに2馬身の差をつけて優勝

3月10日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。