クリスタルフローラ（1998年生、母キオイドリーム）

クリスタルフローラ（1998年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時18歳）と交配したキオイドリームが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は吉田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方33戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は2000年のチャレンジ。

経歴

デビュー前

鈴木良文厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2000年）

11月10日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は410kg。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオーミネイティブに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月9日、中3週で迎えた2戦目は、3歳500万下の千両賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3歳（2001年）

1月6日、中3週で迎えた3戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の若菜賞（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

2月25日、中6週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のカサマツノスターをアタマ差振り切って2勝目を手中に収めた。

4月22日、中5週で迎えた6戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。17頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入った。

5月27日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

6月24日、中3週で迎えた9戦目は、3歳500万下のあじさい賞（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定地方重賞のサラ・クイーンカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

8月29日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の蛭ケ野特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

12月16日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

4歳（2002年）

2月10日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。

2月25日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた14戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のナイトバチェラーを3/4馬身振り切って3勝目を獲得した。

11月6日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた15戦目は、一般C7-9（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、エフワンヘイローに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月26日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた16戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた17戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、トウジンロレアルに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月28日、中0週で迎えた18戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5歳（2003年）

1月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、ハギサカスターに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマルタカポプラに1馬身半の差をつけて優勝

2月6日、中1週で迎えた21戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったミズホエンジェルにねじ伏せられてアタマ差の2着に惜敗した。

2月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタツミダンカンに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般B16（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた24戦目は、一般B14（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のロングホウザンに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（10戦4勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月22日、中3週で迎えた26戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（11戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシーズマイハートに6馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた28戦目は、一般B5-8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（13戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた29戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（14戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（15戦5勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた31戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（16戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた32戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で向山牧騎手（17戦5勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた33戦目は、一般B4-7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で向山牧騎手（18戦5勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

10月13日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で向山牧騎手（19戦5勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月5日、中2週で迎えた35戦目は、一般B5-8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で向山牧騎手（20戦5勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた36戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で向山牧騎手（21戦5勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ショウザンツヨシに交わされて3馬身差の2着となった。

12月15日、中2週で迎えた37戦目は、一般B5-8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で向山牧騎手（22戦5勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた38戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で向山牧騎手（23戦5勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

6歳（2004年）

1月13日、中1週で迎えた39戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で向山牧騎手（24戦5勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた40戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は19戦連続で向山牧騎手（25戦5勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。