トモシロナイス（1998年生、母ナイスハーモニー）

トモシロナイス（1998年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のニユーサラトガ（当時17歳）と交配したナイスハーモニーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長沼幸一。戦績は、地方41戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長沼幸一から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」と「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

飯干秀人厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2000年）

9月15日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

10月20日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柴山雄一騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

12月18日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴山雄一騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3歳（2001年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で柴山雄一騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアイキョウヒラリーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月9日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で柴山雄一騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で柴山雄一騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で柴山雄一騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柴山雄一騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で柴山雄一騎手（11戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で柴山雄一騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で柴山雄一騎手（13戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で柴山雄一騎手（14戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で柴山雄一騎手（15戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月17日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で柴山雄一騎手（16戦1勝）。8頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で柴山雄一騎手（17戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で柴山雄一騎手（18戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で柴山雄一騎手（19戦1勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で柴山雄一騎手（20戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で柴山雄一騎手（21戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったグレードキンパイに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

8月30日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で柴山雄一騎手（22戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るツルギネオンヒメを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

9月13日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で柴山雄一騎手（23戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で柴山雄一騎手（24戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた26戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は26戦連続で柴山雄一騎手（25戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた27戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は27戦連続で柴山雄一騎手（26戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は28戦連続で柴山雄一騎手（27戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したヘイセイユタカにアタマ差届かず2着となった。

11月27日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は29戦連続で柴山雄一騎手（28戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた30戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は30戦連続で柴山雄一騎手（29戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

4歳（2002年）

5月14日、約5か月の休養明けで迎えた31戦目は、アラ系一般A11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は31戦連続で柴山雄一騎手（30戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般A12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は32戦連続で柴山雄一騎手（31戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴンゲンモネックに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月19日、中2週で迎えた33戦目は、アラ系一般A10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は33戦連続で柴山雄一騎手（32戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミンキーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて優勝

7月11日、中2週で迎えた34戦目は、アラ系一般A9（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は34戦連続で柴山雄一騎手（33戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のゴンゲンモネックをクビ差振り切って5勝目を掴み取った。

7月25日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般A7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は35戦連続で柴山雄一騎手（34戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキンパツクンに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月14日、中2週で迎えた36戦目は、しゃくなげ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は36戦連続で柴山雄一騎手（35戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったスルガショウハイに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月12日、中3週で迎えた37戦目は、アラ系一般A7（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は37戦連続で柴山雄一騎手（36戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた38戦目は、アラ系一般A8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は38戦連続で柴山雄一騎手（37戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントレアからアタマ差の2着に甘んじた。

9月27日、連闘で迎えた39戦目は、アラ系一般A6（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は39戦連続で柴山雄一騎手（38戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた40戦目は、一文字菊特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は40戦連続で柴山雄一騎手（39戦6勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた41戦目は、アラ系一般A7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は41戦連続で柴山雄一騎手（40戦6勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーテーラーに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。