リネンスクワート（2008年生、母リネンテンション）

リネンスクワート（2008年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスクワートルスクワート（当時10歳）と交配したリネンテンションが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。戦績は、地方10戦1勝2着2回。2010年の佐賀やーらしかスプリント特選で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

浜田一夫厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2010年）

7月25日、デビュー戦は山下貴光騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のクラウンスウィープに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月20日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マジックオブラブに3/4馬身交わされて2着となった。

10月30日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下貴光騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下貴光騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた8戦目は、2歳オープンの佐賀やーらしかスプリント特選（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山下貴光騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダイメイネオに交わされて1馬身半差の2着となった。

3歳（2011年）

1月3日、中2週で迎えた9戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の筑紫野特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。