ホーエイヒロボーイ（1985年生、母ミスアキフジ）

ホーエイヒロボーイ（1985年3月21日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のヒロタケ（当時13歳）と交配したミスアキフジが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は杉元四男。戦績は、地方37戦18勝2着4回。主な勝ち鞍は1991年の報知グランプリカップ。

経歴

デビュー前

佐々木昭厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1988年）

2月22日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は517kg。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドベンケイに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月24日、中3週で迎えた2戦目は、佐々木洋一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤママドンナに半馬身の差をつけて優勝

4月28日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木洋一騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月25日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の駒草特別（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木洋一騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼンタカラⅡに2馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

6月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の牡丹特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木洋一騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトミカワジユリアスに3馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

6月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のアラブダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木洋一騎手（5戦3勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。12着に敗れた。

9月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、新秋特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリツチダイオーに4馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

9月29日、中2週で迎えた9戦目は、アルデバラン特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のリツチダイオーに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月18日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のアラブ王冠賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（3戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月17日、中3週で迎えた11戦目は、市原特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナルミトウザイに1馬身半の差をつけて7勝目を掴み取った。

12月8日、中2週で迎えた12戦目は、狭山湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグレンスタツクに1馬身の差をつけて制した。

12月20日、中1週で迎えた13戦目は、アラブマイラーズ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタイザンキングに1馬身半の差をつけて優勝

4歳（1989年）

3月23日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、三島湖特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（7戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のノースビートに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月20日、中3週で迎えた15戦目は、船橋記念（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（8戦7勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターヨシゼンに半馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月1日、中5週で迎えた16戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、シルバーカップ（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後はテンシヨウオーと並んで4着同着となった。

9月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、東京盃（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（9戦8勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月11日、中1週で迎えた18戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、銀の鞍（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモノーブルから半馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中5週で迎えた19戦目は、勝島賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（10戦8勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月26日、中4週で迎えた20戦目は、千代田区賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（11戦8勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のラドンナに2馬身半の差をつけて制した。

5歳（1990年）

1月31日、中4週で迎えた21戦目は、報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 雪/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（12戦9勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月24日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた22戦目は、フェブラリー特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（13戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロタケスターに半馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

3月15日、中2週で迎えた23戦目は、銀盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（14戦10勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。13着に敗れた。

4月24日、中5週で迎えた24戦目は、朝凪賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は田部和広騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトスズハタに2馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

5月24日、中3週で迎えた25戦目は、本間茂騎手を鞍上に迎えて、船橋記念（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモノーブルから1馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中2週で迎えた26戦目は、シルバーカップ（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本間茂騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた27戦目は、スターライト（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は田部和広騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオオヒエイから半馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中2週で迎えた28戦目は、東京盃（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（3戦1勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月5日、連闘で迎えた29戦目は、銀の鞍（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田部和広騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月19日、中5週で迎えた30戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、勝島賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセラミツクボーイに3馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

12月31日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、ファイナルホースイヤーカップ（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1991年）

1月30日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた32戦目は、報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒラヨシプリンスに1馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす

3月20日、中6週で迎えた33戦目は、銀盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月30日、中5週で迎えた34戦目は、シルバーカップ（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスタートミカワから2馬身半差の2着に敗北した。

6月17日、中6週で迎えた35戦目は、江東区特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパークリスに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月15日、中7週で迎えた36戦目は、夕凪賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミスタートミカワに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月26日、中5週で迎えた37戦目は、東京盃（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。4着に終わった。