プレミアムジャパン（1990年生、母ピーチガール）

プレミアムジャパン（1990年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時10歳）と交配したピーチガールが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地17戦1勝2着2回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

大沢真厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

12月5日、デビュー戦は安田隆行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた2戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

3歳（1993年）

1月16日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は安田隆行騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

5月2日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

7月10日、中4週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1200m 雨/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月22日、中5週で迎えた8戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイセイリードを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

9月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の川西特別（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦1勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦1勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月24日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で四位洋文騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、勝ったシンルイスにねじ伏せられて3/4馬身差の2着となった。

11月13日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で四位洋文騎手（4戦1勝）。17頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったラックマンセルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月27日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の清洲特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で四位洋文騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

5歳（1995年）

4月22日、約17か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北川和典騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下の箕面特別（中京芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で北川和典騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

6歳（1996年）

4月28日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。