リバーフェニックス（1989年生、母ロイヤルマウンテン）

リバーフェニックス（1989年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロイヤルニジンスキー（当時12歳）と交配したロイヤルマウンテンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はロイヤルファーム（有）新冠支場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方26戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は1995年のおおいぬ座特別(C1二)。

経歴

デビュー前

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

2月8日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

9月13日、約7か月半の休み明けで迎えた2戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

9月19日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

9月26日、連闘で迎えた4戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトロナキングに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月17日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた7戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

11月21日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は横山義行騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（1993年）

1月30日、中9週で馬体重を前走から28kg戻して迎えた9戦目は、溝井啓二騎手を鞍上に迎えて、5歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた10戦目は、5歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で溝井啓二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた11戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で溝井啓二騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月18日、中1週で迎えた12戦目は、5歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で溝井啓二騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のホウシュウゲッターに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月26日、連闘で迎えた13戦目は、山桜特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で溝井啓二騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のダイカツカンパニーに3馬身の差をつけて2勝目を収める

4月19日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で溝井啓二騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月13日、約8か月の休養明けで迎えた15戦目は、習志野特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で溝井啓二騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1994年）

1月2日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で溝井啓二騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で溝井啓二騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒヤクカチドキから1馬身半差の2着に敗北した。

1月27日、中0週で迎えた18戦目は、一般C2四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で溝井啓二騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2二三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で溝井啓二騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノメモリーから1馬身半差の2着に敗北した。

3月9日、中2週で迎えた20戦目は、サンシャイン特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で溝井啓二騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキバジュニアスから4馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中3週で迎えた21戦目は、新緑特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で溝井啓二騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のトミヒサカザンに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

4月9日、連闘で迎えた22戦目は、オリオン座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で溝井啓二騎手（13戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた23戦目は、双子座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で溝井啓二騎手（14戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月26日、中3週で迎えた24戦目は、エメラルド特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で溝井啓二騎手（15戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた25戦目は、こと座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で溝井啓二騎手（16戦3勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。3着に入った。

10月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、フルムーン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で溝井啓二騎手（17戦3勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月28日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた27戦目は、こいぬ座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で溝井啓二騎手（18戦3勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で溝井啓二騎手（19戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクインローザから半馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中3週で迎えた29戦目は、イヤーエンド特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で溝井啓二騎手（20戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（1995年）

9月4日、約9か月の休養明けで迎えた30戦目は、鈴木久美子騎手を鞍上に迎えて、穂波特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノトップエースから1馬身差の2着となった。

10月5日、中3週で迎えた31戦目は、オパール特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木久美子騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた32戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、おおいぬ座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーボーイをクビ差制して久々に勝ち星を挙げた。

11月23日、中3週で迎えた33戦目は、小雪特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は溝井啓二騎手（21戦3勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた34戦目は、シクラメン特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で溝井啓二騎手（22戦3勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。