スノーヴァース（2020年生、母サマーアクトレス）

スノーヴァース（2020年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「映画の登場人物より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時10歳）と交配したサマーアクトレスが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。主な勝ち鞍は2023年のヒヤデス特別(C1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村雅明から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、中辻明によって495万円で落札された。

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

12月18日、デビュー戦は角田大河騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は392kg。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

3歳（2023年）

3月25日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。

4月23日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。

6月10日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したテイエムスイスイに3/4馬身届かず2着となった。

6月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたシンリンゲンカイ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鷲頭虎太騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

8月23日、中5週で迎えた7戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤデス特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るルーチェステラーレを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2024年）

1月21日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は鷲頭虎太騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいいところがなく14着に敗れた。

2月18日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は田口貫太騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

6月7日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて13着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦のさそり座特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったプラチナムロッドにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

7月12日、中1週で迎えた12戦目は、谷内貫太騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

8月13日、中4週で迎えた13戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、星月夜特別（大井ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は谷内貫太騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。