ロンティケチャップ（2022年生、母ニシノオマージュ）

ロンティケチャップ（2022年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ロンTにケチャップ」。毛色は鹿毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時16歳）と交配したニシノオマージュが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷藤弘美。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷藤弘美から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月22日、デビュー戦は田口貫太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 小雨/良）に出走。馬体重は486kg。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って4着に敗れた。

11月16日、中5週で迎えた3戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3歳（2025年）

1月12日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田口貫太騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた5戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず12着に敗れた。

2月1日、連闘で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

5月4日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったサンタンカにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

5月24日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

7月5日、中5週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉村誠之助騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

8月9日、中4週で迎えた10戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のエイヘンハールトに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月24日、中1週で迎えた11戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの賢島特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。