ホウザンドラゴン（2006年生、母ダイカツジョンヌ）

ホウザンドラゴン（2006年4月10日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋竜」。毛色は青鹿毛。種牡馬のゴールドヘッド（当時11歳）と交配したダイカツジョンヌが19歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は清水ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害11戦0勝2着1回、地方23戦4勝2着9回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

8月15日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は498kg。17頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では鋭い脚を使えず17着に終わった。

9月21日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

10月18日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた3戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1130m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったギャラントブーボから3馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中2週で迎えた4戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンシンプルに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月6日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（福山ダート1130m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリーシロカベに半馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

12月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1130m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったファストフェイスから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2010年）

3月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、一般C11（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C9（福山ダート1130m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

10月30日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

11月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西田雄一郎騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

5歳（2011年）

5月22日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた16戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた17戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

6歳（2012年）

1月15日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。5着を確保した。

2月5日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本康志騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったロックバルーンから8馬身差の2着となった。

7月7日、中2週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本康志騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で山本康志騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月21日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた24戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（2013年）

1月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた25戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

2月23日、中2週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。競走中止となった。

8歳（2014年）

12月13日、約22か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は山本康志騎手（6戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

9歳（2015年）

3月22日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、プレミアムカードに交わされて1馬身差の2着となった。

4月4日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-8（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったプリンセスキラリンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた31戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、セラミックロードに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月16日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敦騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、モーニングカフェに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月23日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で池田敦騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、グラッソに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

8月30日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敦騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のデルヴォーに1馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

9月15日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で池田敦騎手（7戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るガイデッドミサイルをアタマ差だけ差し切って断然人気に応えた。

10月4日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1-5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で池田敦騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1-7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で池田敦騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月27日、連闘で迎えた39戦目は、珠洲まるかじり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で池田敦騎手（10戦2勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったボルテックスセドナに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月15日、中2週で迎えた40戦目は、一般C1-5（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で池田敦騎手（11戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた41戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C1-6（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた42戦目は、オムライスの日特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた43戦目は、K藤井会社やめるってよ記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、エイトワンダーに交わされて2馬身半差の2着となった。