ダルシャンバード（2004年生、母カズノクイン）

ダルシャンバード（2004年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父母父名より＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のマリエンバード（当時7歳）と交配したカズノクインが12歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）中山牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の一般C31。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

6月30日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は538kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた2戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

9月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

11月4日、中5週で迎えた4戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C30（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた5戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた6戦目は、一般C31（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のロードスコーピオンを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月30日、中2週で迎えた7戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4歳（2008年）

1月7日、連闘で迎えた8戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

11月24日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート2400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。