フィールドティアラ（2003年生、母ニシノティアラ）

フィールドティアラ（2003年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時11歳）と交配したニシノティアラが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は能登ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦4勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、能登敏夫から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

11月6日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は474kg。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/良）に出走。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

3歳（2006年）

1月25日、中6週で迎えた4戦目は、冨島政俊騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジノサンゴに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で冨島政俊騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のクリスタルシャドウをクビ差振り切って2勝目を獲得した。

2月20日、中0週で迎えた6戦目は、3歳戦の怜奈ちゃん香蘭合格記念（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で冨島政俊騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた7戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンノスケに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のイノベーションをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

4月26日、中2週で迎えた9戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は冨島政俊騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のかすみバースデー記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で冨島政俊騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。