ノトテイオー（1998年生、母スピノザ）

Noto Teio

1998.05.26

ノトテイオー（1998年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエルハーブ（当時7歳）と交配したスピノザが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、地方10戦3勝2着1回。2000年の平和賞(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、杵臼牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

山田正実厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2000年）

6月13日、デビュー戦は金子正彦騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は478kg。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサパースダイオーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月8日、中7週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の新星特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の秋空特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチコウバクシンオから2馬身差の2着となった。

10月15日、中3週で迎えた5戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の芙蓉特別（大井ダート1400m 雨/良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた6戦目は、2歳戦の金木犀特別（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のラパンアジルに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

11月29日、中4週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の平和賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のバイカルフォンテンに3馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

3歳（2001年）

3月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦の春駒特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞のしらさぎ賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（7戦3勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

4月26日、中4週で迎えた10戦目は、3歳ハンデ地方重賞のクラウンカップ（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（8戦3勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。