インフルヴィガー（2003年生、母ウエスタンヒスイ）

インフルヴィガー（2003年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「元気いっぱいに」。毛色は鹿毛。種牡馬のオース（当時7歳）と交配したウエスタンヒスイが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は馬道繁樹。戦績は、中央平地3戦0勝、地方4戦3勝。主な勝ち鞍は2006年の一般C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、馬道繁樹から「八戸市場サラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、武田ステーブルから「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

1月22日、デビュー戦は田中剛騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は506kg。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

9月18日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 小雨/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

10月14日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた4戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るルートマスターを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

11月26日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレオブライトに5馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

12月10日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカーリーコマンダーに4馬身の差をつけて制した。

12月25日、中1週で迎えた7戦目は、磐井川特別（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。