トーホウデート（2007年生、母トーホウユカコ）

トーホウデート（2007年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋日付」。毛色は芦毛。種牡馬のトーホウエンペラー（当時11歳）と交配したトーホウユカコが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島幸治。戦績は、中央平地1戦0勝、地方21戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年のホープフル。

経歴

デビュー前

千葉四美厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2009年）

8月2日、デビュー戦は関本浩司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は463kg。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

8月15日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた2戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキングレオに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月6日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた3戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のビギナーズカップ（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

10月5日、中3週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた4戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のファーストバレーに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月30日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳戦のプリンセスカップ（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の寒菊賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（3戦2勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

3歳（2010年）

1月26日、中5週で迎えた9戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るプルシャンブルーを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って優勝

2月26日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦のチューリップ特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた12戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた13戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のさくら特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月13日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳戦のスイートピー特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

6月15日、中4週で迎えた15戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の川崎ドリームビジョン賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したフェイスキングにハナ差届かず2着となった。

7月9日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定戦の湘南江の島海の女王杯（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したマルフクギガにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月30日、中2週で迎えた17戦目は、葛飾区特別（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の芙蓉賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた19戦目は、3歳S3の戸塚記念（川崎ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

4歳（2011年）

7月29日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の湘南江の島海の女王杯（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月17日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた21戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

10月3日、中6週で迎えた22戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。