ライトアンドパワー（2002年生、母タカノビューティー）

ライトアンドパワー（2002年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「真実と力」。毛色は栗毛。種牡馬のハンセル（当時14歳）と交配したタカノビューティーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着2回、中央障害1戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高昭牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、高昭牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、山本孝司によって777万円で落札された。

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

7月25日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

9月19日、中7週で迎えた2戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

3歳（2005年）

2月24日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳戦の梅見賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、クリスタルバッハに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

3月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（4戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように疾駆したが、デジデーリオに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月30日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田浩一騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

4歳（2006年）

3月25日、約10か月の休み明けで迎えた12戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず16着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月23日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。