ウインアヴェニュー（2006年生、母アジアンビューティ）

ウインアヴェニュー（2006年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋道」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時12歳）と交配したアジアンビューティが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。戦績は、中央平地10戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ファニーヒルファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ティーエムインターナショナルによって840万円で落札された。

ウインレーシングクラブにて総額2,200万円（5.5万×400口）で一口馬主が募集された。

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

10月25日、デビュー戦は田中克典騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は386kg。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

3歳（2009年）

3月15日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた3戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝2600m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7月26日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2600m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

8月15日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

8月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

9月27日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（3戦0勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の蔵王特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎北斗騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた10戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。