ビギンザダンス（1999年生、母サドーダンサー）

経歴

デビュー前

当歳のとき、竹崎大晃から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。同年、中前義隆から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、吉田勝己によって1,260万円で落札された。

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,800万円（45万×40口）で一口馬主が募集された。

3歳（2002年）

6月9日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた2戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあららぎ特別（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。12着に敗れた。

8月4日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は池田敦騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミラクルクエストを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

10月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、シルククラージュにハナ差交わされて2着に惜敗した。

10月20日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で池田敦騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテイエムウエスタンに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敦騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキーウエストに3馬身の差をつけて制した。

11月18日、中1週で迎えた11戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた12戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブオナラッツァを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

4歳（2003年）

4月15日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた13戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は池田敦騎手（7戦3勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた14戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は池田敦騎手（8戦3勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2-7（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（9戦3勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2-8（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

8月12日、中4週で迎えた18戦目は、一般C2-8（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-9（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マグノリアに半馬身交わされて2着となった。

9月2日、連闘で迎えた20戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月9日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-6（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月19日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、一般C2-8（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大枝幹也騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-9（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大枝幹也騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月11日、中0週で迎えた26戦目は、一般C2 14（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2-10（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-10（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は安部竜司騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-10（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は桑野等騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

5歳（2004年）

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた30戦目は、一般C2-8（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るリワードホルンを上がり0位の末脚で半馬身差し切って久々に美酒を浴びた。

5月17日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた34戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（11戦0勝）。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。