デルマソルボンヌ（2016年生、母エーピーサルート）

デルマソルボンヌ（2016年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋パリのソルボンヌ地区より」。毛色は鹿毛。種牡馬のノヴェリスト（当時7歳）と交配したエーピーサルートが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は秋田牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳C1一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、秋田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、秋田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、グリーンマイルトレーニングセンターによって518.4万円で落札された。

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

1月6日、デビュー戦は菅原隆一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

4月6日、中9週で迎えた3戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

4月30日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳C1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したゴルディアスにハナ差届かず2着に惜敗した。

6月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて、最後は2着のビジュミノルをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

7月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は寺地誠一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

12月30日、中6週で迎えた11戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

4歳（2020年）

1月23日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

2月27日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったサクラトップハローに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3月17日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。