ショウナンラッシュ（2021年生、母ショウナンマオ）

ショウナンラッシュ（2021年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ボクシングでパンチを連続であびせること」。毛色は鹿毛。種牡馬のショウナンバッハ（当時10歳）と交配したショウナンマオが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽牧場。主な勝ち鞍は2024年のついに北陸新幹線県内全線開業!賞(B2)。

経歴

デビュー前

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

9月30日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中山（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（東京芝1400m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

11月18日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

3歳（2024年）

1月27日、中9週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

2024年1月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3月11日、中5週で迎えた5戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

3月17日、連闘で馬体重を前走から15kg減らして迎えた6戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のついに北陸新幹線県内全線開業!賞（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシェルターベルトに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

4月9日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた9戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は米倉知騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月27日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、3歳A2（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

6月9日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の宮西令奈さん誕生日記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

7月9日、中3週で迎えた13戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登半島地震復興支援杯（39）特編（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったヒャクシキに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月18日、中5週で迎えた14戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のニューウェーブ結成12周年記念杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた15戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の特編（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプリンセスココアに5馬身の差をつけて優勝