タイセイフランク（2022年生、母メイショウクサブエ）

Taisei Frank

2022.05.05

タイセイフランク（2022年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+率直な、開放的な」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモズアスコット（当時8歳）と交配したメイショウクサブエが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高昭牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高昭牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月8日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

8月17日、中9週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた4戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

11月7日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハヤオに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。