クラウドメアリー（1993年生、母フジノヘイセイ）

Crowd Mary

1993.03.17

クラウドメアリー（1993年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のメンデス（当時12歳）と交配したフジノヘイセイが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村 雅明。戦績は、中央平地3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

4月21日、デビュー戦は東信二騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は512kg。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、ビッグバイアモンに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

5月11日、中2週で迎えた2戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り 曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイリッシュラインを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月8日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバテてしまい13着に敗れた。