アートキャンバス（2008年生、母アートブライアン）

Art Canvas

2008.03.13

アートキャンバス（2008年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンカーン（当時8歳）と交配したアートブライアンが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、地方15戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

阪本一栄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2010年）

12月28日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は443kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

3歳（2011年）

2月4日、中4週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、4着に入った。

2月16日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、アウラに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月10日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって15着に敗れた。

4月21日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、勝ったスウィートカクテルにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた9戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったマルカンロゼットに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

8月14日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のダイシノホシをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月16日、中2週で迎えた13戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のすすき特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

9月26日、中0週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。