ワンダーキサラ（2019年生、母ブルーボンボヤージ）

経歴

デビュー前

石橋守厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

11月6日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったテーオードレフォンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月27日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、苛烈なペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

3歳（2022年）

3月19日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のキムケンリアンに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で角田大河騎手（2戦1勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

9月25日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で角田大河騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のクロンヌドラレーヌに3馬身半の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

10月10日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で角田大河騎手（4戦2勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

4歳（2023年）

2月19日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で角田大河騎手（5戦2勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

3月12日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラスの天神橋特別（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で角田大河騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、リードを2馬身以上キープして、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

4月30日、中6週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラスの御池特別（京都芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で角田大河騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入った。

5月27日、中3週で迎えた12戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。最後は一杯になって13着に敗れた。

9月16日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの御宿特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスのtvk賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って7着に終わった。

12月16日、中9週で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスの甲東特別（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は角田大河騎手（8戦2勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

5歳（2024年）

5月4日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた17戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの祇園特別（京都芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授のガッツでゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月7日、中4週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの耶馬渓特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、逃げるレッドヒルシューズにハナ差届かず2着に惜敗した。

7月21日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラスの九州スポーツ杯（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、伸びてきたミルテンベルク決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。