アンジェリカス（2013年生、母ジョリーノエル）

アンジェリカス（2013年3月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「荘厳ミサ曲、天使の糧パニス・アンジェリカスより」。毛色は栗毛。種牡馬のハービンジャー（当時7歳）と交配したジョリーノエルが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。4歳のとき、社台ブラッドメアから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、田上徹によって345.6万円で落札された。

社台サラブレッドクラブにて総額2,400万円（60万×40口）で一口馬主が募集された。

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

3月26日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は498kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

5月22日、中7週で迎えた2戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

7月10日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、4着に入った。

7月30日、中2週で迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

10月2日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。