マチカネビャッコ（2006年生、母マチカネユリノハナ）

マチカネビャッコ（2006年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋白虎」。毛色は芦毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時14歳）と交配したマチカネユリノハナが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地11戦0勝。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

12月27日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

3歳（2009年）

1月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

2月15日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

4月11日、中7週で迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月3日、中2週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた6戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

7月19日、中6週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

8月29日、中5週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（3戦0勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

9月19日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隼人騎手（4戦0勝）。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、4着に入った。

11月7日、中6週で迎えた11戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。