マジックスペクター(2000年生、母スマイルドラマ)

Magic Spector

2000.05.03

マジックスペクター(2000年5月3日)は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のマジックマイルズ(当時15歳)と交配したスマイルドラマが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は(有)ケイアイファーム。戦績は、地方30戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の2歳。

経歴

デビュー前

2歳のとき、河原育成牧場から「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

小林文治厩舎(浦和)へ入厩。

2歳(2002年)

10月11日、デビュー戦は小嶋耕輝騎手を鞍上に据えて、2歳浦和ダート800m 晴/良)に出走。馬体重は494kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のローズプレシャスに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月3日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のコルチカム特別大井ダート1490m 内回り 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手(1戦1勝)。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた3戦目は、2歳浦和ダート1400m 雨/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で小嶋耕輝騎手(2戦1勝)。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた4戦目は、2歳浦和ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は4戦連続で小嶋耕輝騎手(3戦1勝)。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

3歳(2003年)

1月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳浦和ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で小嶋耕輝騎手(4戦1勝)。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

2月12日、中5週で迎えた6戦目は、3歳浦和ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は6戦連続で小嶋耕輝騎手(5戦1勝)。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた7戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のティアラカップ特別浦和ダート1600m 晴/良)に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

6月17日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳浦和ダート1400m 曇/稍重)に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた9戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳浦和ダート1400m 曇/不良)に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

4歳(2004年)

4月28日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた10戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4-1札幌(地)ダート1700m 雨/稍重)に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月13日、中1週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた11戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2札幌(地)ダート1000m 雨/稍重)に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた12戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、一般D4-1札幌(地)ダート1000m 曇/良)に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般D3-2札幌(地)ダート1000m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手(1戦0勝)。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた14戦目は、一般D3-2札幌(地)ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手(2戦0勝)。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般D3-2札幌(地)ダート1000m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手(3戦0勝)。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般D3-3旭川ダート1000m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手(4戦0勝)。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般D3-3旭川ダート1000m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で沼沢英知騎手(5戦0勝)。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月29日、連闘で迎えた18戦目は、一般D3-4旭川ダート1000m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で沼沢英知騎手(6戦0勝)。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般D3-2旭川ダート1000m 曇/良)に出走。鞍上は8戦連続で沼沢英知騎手(7戦0勝)。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた20戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3旭川ダート1500m 雨/良)に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月23日、中6週で迎えた21戦目は、緒方洋介騎手を鞍上に迎えて、一般E2高知ダート1400m 晴/稍重)に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた22戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、若鮎特別高知ダート1400m 晴/良)に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた23戦目は、一般Eロ高知ダート1300m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手(1戦0勝)。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた24戦目は、高知県馬事畜産特別高知ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は緒方洋介騎手(1戦0勝)。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた25戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般E2高知ダート1400m 曇/稍重)に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳(2005年)

1月3日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、一般E2高知ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は永森大智騎手(2戦0勝)。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた27戦目は、一般E2高知ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手(3戦0勝)。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた28戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般E3高知ダート1300m 晴/良)に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた29戦目は、一般E2高知ダート1300m 晴/稍重)に出走。鞍上は緒方洋介騎手(2戦0勝)。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた30戦目は、一般E2高知ダート1300m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手(3戦0勝)。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。