ラドロテア（2021年生、母ラフォルス）

ラドロテア（2021年1月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ロペ・デ・ヴェガによる散文小説作品名。母名および父名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のLope de Vega（当時14歳）と交配したラフォルスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。

経歴

デビュー前

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月26日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は428kg。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、5着を確保した。

3歳（2024年）

4月20日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

7月21日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

8月17日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

2024年8月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。